【猛暑対策】夏のトラック運転で気をつけたい「熱中症」と「疲労」

毎年、夏がくるたびに「今年はとくに暑いなぁ」と思いますが、今年も例外じゃなさそうです。外に出ただけで汗がにじんでくるこの季節、トラックドライバーにとっても注意が必要です。
今回は、夏のトラック運転で気をつけたい「熱中症」と「疲労」について、まとめてみました。
クーラーでの体の冷えすぎにも注意
真夏の運転中、エアコンを使わないわけにはいきません。でも、風が直接体に当たり続けると、冷えすぎてしまうことがあります。体の表面が冷えると汗が出にくくなり、体内に熱がこもり、熱中症のリスクが高まってしまうことも。
風向きをこまめに調整したり、薄手のタオルを羽織ったりするだけでも冷えすぎを防げます。車内にいると意外と忘れがちですが、体の感覚に目を向けておくと安心です。
水分だけじゃ足りない?塩分の補給も忘れずに
汗をかくと、水分と一緒に塩分も体外に出ていってしまいます。水だけをとっていると、体内の塩分濃度が下がって逆に具合が悪くなることもあるそうです。スポーツ選手だけじゃなく、日常的に汗をかくことが多い場合は、意識して塩タブレットやスポーツドリンク、塩分補給ゼリーなど摂取しましょう。最近は手軽にとれるアイテムが充実していますので、運転中でもサッと摂取できるように、車内に置いておくと安心ですね。
「あとちょっと」が危ない。休憩のタイミングは自分の感覚で
仕事の合間に「ここまで終わらせたら休もう」って思いながら休憩していませんか。でも、トラックの運転となると、体力だけじゃなく集中力も使うので、無理がききません。
とくに夏は疲れが出やすい時期、そんなときに無理をして運転を続けるのはとても危険です。こまめに休憩をとって、車外で体を動かしたり、日陰で一息ついたりするだけでもリフレッシュになります。
タイミングは「自分の感覚」を信じて「疲れを感じる前に、ちょっと一休み」が安全運転につながります。
「体調管理」がとても大切
夏の暑さは想像以上に体にこたえるもの。だからこそ、「体調管理」がとても大切になります。無理せず、休憩や質の高い睡眠を心がけて体調を維持したいですね。
未経験でもスタートしやすい環境に
全くの未経験からのスタートでも丁寧な研修や、大型免許を取得するサポートも受けられる企業が増え、充実して働ける環境が整ってきているようです。
「運転が好き」「一人の時間が好き」そんな人にはぴったりの仕事かもしれません。未経験でも、年齢や性別に関係なく、チャレンジしやすい環境が少しずつ整ってきています。
未経験でも女性でも、物流業界で活躍できるチャンスはあります
「自分には無理かも」と思わずに、少しでも興味があれば、まずは話を聞いてみるのもいいかもしれません。
働き方に悩んでいる方、奈良県内で新しい仕事を探している方が、物流業界に目を向けてくださるきっかけになればうれしいです。
ご質問や見学のお問い合わせなども、お気軽にどうぞ。自分に合った働き方を見つけていきましょう。